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日本人の幸福度を上げるためにできること 『新日本人道(北野幸伯)』読了

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日本人の幸福度を上げるためにできること 『新日本人道(北野幸伯)』読了

国民(日本人)の幸福度を高めることが、我が国の喫緊の課題だと考えています。

バブル崩壊以降、高度経済成長期の勢いを失ったとはいえ、日本という国には、確かなポテンシャル(潜在力)があります。


経済的な豊かさ、人々の生活の便利さ、善良な人々、、、


なのに、現代の日本人はバブル以降の『失われた◯◯年』(数字は年々更新されていってます)のイメージに引きずられ、自信を失ってしまっています。


僕自身、自分の情報発信活動のメインテーマが『日本人の幸福度を上げる』ことなのですが、

※プロフィール参照
サトリこと金山慶允(株式会社リバタイズ代表)のプロフィールと活動理念


先日、出版された北野幸伯さんの著書、『新日本人道 この世界の荒波を私たちはどう生きるか――ロシア滞在28年で考えた日本復活への7つの指針』が素晴らしい内容だったので、

この書籍の内容を紹介しながら、今の僕が考える、

『幸福度の高い日本人が増えていくために、僕ら一人ひとりが意識して変えていけること』

について語っていこうと思います。



また、関連の記事も紹介しておきます。

併せて読めば、相当に理解が深まるはずです。


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北野さんの著書はこちらから購入できます。


それでは、本論に入っていきます。


『新日本人道』を読むべき人


この本は以下のような書き出しで始まります。

この本は、「日本の復活を願う人」のために書かれた本です。

日本の復活を願いながらも、「自分は何をしたらいいかわからない人」のために。

新日本人道 北野幸伯著


ただ、僕の希望としては『すべての日本人』、日本という国にルーツを持ち、愛着を持つ、すべての人に読んでもらいたい、と考えます。

『日本の復活』という言葉に関して、解釈は人それぞれだと思うのですが、僕にとっては、『国民が幸福であること』が実現されていなければ、『復活』という言葉は妥当ではない、と思うからです。


本書には、日本人としては最高峰のインテリジェンス(智謀:諜報能力)を持ち、同時に温かい人間性を備えもつ北野さんによる、具体的な問題解決の方策が綴られています。

『日本の復活』という難解に感じられる問題に対して、明快で具体的な方策が語られています。

『これをやれば解決しそう』という印象を得られるので、スイスイと読めるし、読後感も実に爽やかです。


北野さんと言えば、人気メールマガジンの【ロシア政治経済ジャーナル】(クリック先から登録できます)の著者で、僕自身も国際関係や世界の動向を知るための指針として、

信頼できる情報筋の一つとして、彼からの情報を何年も前から購読するようにしています。


そういう『知の巨人』としての側面もありつつ、実は、とてもハートフルでチャーミングな人柄も人を惹きつけるものがあります。

その辺りは、メールマガジンや彼の著書を数冊読んでみれば、いろいろと伝わってきます。



『新日本人道』の概要


これまでは国際政治や、諜報能力(インテリジェンス)を高めるための情報との向き合い方、などを伝える書籍を中心に執筆してきた彼が、

2018年11月に『日本の生き筋』という書籍を出版しました。


参考記事:
日本人の幸福度を上げるための提言 『日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う(北野幸伯)』を読了


『幸せな日本の創り方』に関する提言となっており、こちらも良書なのでぜひ手にとってみてほしいのですが、今回の『新日本人道』は、この書籍とセットになるような内容となっています。


どちらの書籍も、『日本人の幸福度を上げるための方法』というテーマは重なるものの、『日本の生き筋』の方は、マクロ政策に関わる内容に寄っており、

『新日本人道』の方は、『個人の生き方』に関する内容になっています。


つまり、この書籍が訴えかける相手は、日本という国に生きる一人ひとりの個人であり、僕ら自身の身の振り方、日々の生き方に直接関わるお話なのです。


北野さんは、今の時代を生きる僕らに『7つの掟』を提案してくれています。


第1の掟
「和の世界」を創れ

第2の掟
知性によって日本を自立国家へと導け

第3の掟
「理想を目指す」現実主義者であれ

第4の掟
日本の「真の国益」は何かを常に考え行動せよ

第5の掟
常に「大戦略」の視点から物事を見よ

第6の掟
日本を愛し、他国・他民族への尊敬の念を忘れるな

第7の掟
言葉と行動によって日本の名声を高めよ



ざっと目を通して、どんな印象を持たれたでしょうか?


僕が感じるのは、バランスの良さ、です。

彼自身が掲げている『理想を目指す現実主義者であれ』という掟が見事に貫かれているなぁ、と感じます。


それぞれのパートで、『理想を掲げつつ、理想論に終わらない現実的で具体的な指針』が丁寧に語られているので、

読み進めるだけでも、日本の未来に対する悲観的なイメージが後退し、『自分の行動次第で日本の未来は変えていける!』という確信が高まるはずです。



書籍に関しては、実際に手にとって確認してもらうとして、ここからは、本書の内容を踏まえた上で、僕自身が考える、

『今、日本に生きる人が課題として向き合うべきこと』

に関して語っていこうと思います。


日本人の課題とは?


いろいろと別のところでも語っているのですが、僕の中で、日本人の幸福度が上がらない最大の理由、そして原因は、

・自分の人生の幸せについて考える時間が不足している

・人生の目的やゴールを設定するのが苦手


ということに尽きる、と考えています。


『新日本人道』の中でも、課題として採り上げられているトピックでもあります。


長期的なゴールを持つことが苦手


欧米の人たちにしても、イスラム圏の人たちにしても、『安息日』というシステムが生活習慣の中に組み込まれています。

週に1度は必ず、家族で幸せについて考えたり、教会に行って自分の人生の幸せについて考える機会を持っています。

この辺りの、宗教的な背景の話はこちらの拙著で語っています。


また、そういった『人生のゴール』について長期的な視点で考える習慣を持たないことが、

・戦略がなく
・大局的に物事を見ることが苦手

という短所にも影響していると考えます。


お人好し外交で、国際情勢の中でいいように弄ばれたり、戦略的なミスを犯し、国としての舵取りを誤って多くの国民を不幸にしてしまう。


これまでの歴史を見ても、『長期的なゴールを持つのが苦手』という短所によって起こってきた数々の悲劇を鑑みると、喫緊の課題だと考えます。


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精神的に自立できていない


これもいろいろなところで言われますが、いい年になっても精神的に自立できない大人が増えている、という問題もあります。

これは日本という国が、市民革命などを通して『市民意識』を啓蒙され、『自由』を獲得した国ではなく、

外圧によって民主主義国家になった、というところに原因がある、と考えています。

近代の都市コミュニティー共同体の一員としての自覚であり,個人としての主体性と合理性ならびに人間としての権利意識を前提にして成立するもの。

(1) コミュニティーの利益=公益にみずから参加する義務,積極的に守る義務などを含んだ責任倫理。

(2) コミュニティー成員間相互の連帯意識をいう。

このような意識は,中世ヨーロッパ都市の社会経済的諸条件,そして禁欲的プロテスタンティズムの精神などの要因を手掛りにして成立し,資本主義を基礎にした西欧近代市民社会として結実したのである。

今日でも市民の共同による地域社会の福利の増進は,一般の市民の心のなかに強く根づいている。コミュニティー意識と呼ばれているのがそれである。

コトバンク


日本人の多くは『市民意識』というより、江戸時代を通じて醸成された『町人意識』『ムラ社会』といった言葉で表現できるような思考傾向がある、と感じます。


文化や経済の担い手にはなるものの、『政治』に関してはお上の決めた方針に従って口出ししない(思考停止状態)、という人たちや、もっと狭い『ムラ社会』的なコミュニティの内側だけで生きる人たちが多く、

精神的に成熟した、自立した大人、と表現できる人の数が社会の中に少ないように思います。


これも日本人にとっての大きな課題だと感じます。


関連記事:
自由の意味とは?自由をデザインする技術を磨けば人生の自由度は上がる


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情緒的で感情論に流されやすい


これは一方では、日本人の美点とも呼べる部分なので、難しところですが、政治の世界や、国際的な舵取りをする上では明らかにマイナスになります。


国として、何か一つの方向に前進しようとすると、政治家のスキャンダルをつついて、国民の感情を煽る人たちが出てきて、マスコミがそれを助長し、

結局、機を逸して国家戦略に則った有効な一手を打つことができない。



こういうことも、近代の歴史の中で飽きるほど繰り返されてきています。


北野さんの著書は、そういった状況に警鐘を鳴らすものが多いですね。


こちらの記事で解説した『中国に勝つ 日本の大戦略』を読んで、冷静に大局を見られる人、戦略的思考ができる人、インテリジェンスの高い人が増えることを、僕も心から望んでいます。


参考記事:
自己防衛のために、情報リテラシーを高めること 『中国に勝つ 日本の大戦略(北野幸伯)』を読了


理想を目指す現実主義者とは?


これらの問題に対して、北野さんが訴えるのが、

・リーダーに理想を目指す現実主義者を選びましょう

・理想を目指す現実主義者になりましょう


ということです。


書籍内で『理想主義』『現実主義』について、また、『国に災いをもたらす理想主義的リーダー』『結果を残す現実主義者』に関して、鋭い視点で納得感のある説明をしています。

『結果を残す現実主義者』として挙げられている人物は、

・チャーチル
・スターリン
・毛沢東
・鄧小平


といった顔ぶれで、この辺りに関しては、日本人にとっては、情緒的に、また潔癖症になって反応してしまう人が多いと予想されます。


『いくら結果を残したとしても彼らは悪人じゃないか!』

『結果を残せても彼らのようにはなりたくない!』


という感想を持つ人も多そうです。


ですが、大局を見据えて、一時の感情を飲み込むことのできる、器の大きな人が増えてほしい、と思ってます。


国のリーダーが情緒に流されて決断を誤れば、国民が不幸になってしまうのです。

これも我が国の歴史の中で繰り返されてきたことです。


北野さんが選ぶ、『理想を目指す現実主義者』としてのリーダーが、レーガン大統領です。

レーガンという偉大なリーダーが、いかにして『自信を失っていたアメリカ』を復活させたのか?というエピソードは、我が国の現状に重ねて、いろいろと考えさせられるし、参考にもなります。


理想を目指す現実主義者になる


そしてもう一つ重要なのが、『リーダーとして選ぶ』だけでなく、僕ら一人ひとりが『理想を目指す現実主義者』になりましょう、という部分です。


この辺りのことに関しても、北野さんは

・お金を否定しない
・国益とは『お金儲け』と『安全の確保』


と、非常に具体的でわかりやすい指針を示してくれています。


僕としては、ここもコーチング的な『ゴール設定』に関わる話だと考えています。

ゴールとは『未来の目標』『実現したいこと』というだけでなく、『本来あるべき理想の自分』というセルフイメージそのもののことを言います。


ゴールを持った人は、『本来あるべき理想の自分』として、具体的に地に足をつけた行動をとりながら、着実に、自分の目指す未来へと歩みを進めていきます。

周りの人からは『夢想家』と思われるような途方もない夢(ゴール)を心に抱きながら、本気でそれを追い求め、リアリストとして現実的な歩みを進める。


野球のイチロー選手やサッカーの本田圭佑選手、ビジネスの世界では孫正義さんなどをイメージしてもらうとよくわかるかと思います。


僕ら一人ひとりが、彼らのようにならないといけない、と考えると、多少ハードルが高く感じるかもしれませんが、ゴールの大きさは、人それぞれ、でいいのです。

重要なのは、

『私は本来、こういう人間なんだ!』
『これが本来あるべき、ふさわしい姿の自分だ!』


という理想のセルフイメージを心の中に持ち、それを単なる妄想としないため、現実的に、今の自分にできることをやる、ということです。


この『理想の自分』に関しても、北野さんは明確で納得感のある指針を示してくれています。


日本人の強みとは?


上述したレーガン大統領のエピソードの部分で『アメリカの根っこ』という話が出てきました。

レーガン大統領は、『アメリカは自由の国である』ということを『根っこ』として示しました。

それによって自信喪失していたアメリカ人が、『自分はアメリカ人だ』ということに誇りを持てるようになったのです。


今、日本という国は国際的にも存在感を失いつつあり、現代の日本人は、日本人であることに誇りを持てない、という部分でも不幸だと感じます。

日本人が、日本人であることに誇りを持てるような『日本の根っこ』とはなんなのでしょう?


北野さんの著書の見出しの中に、僕の心を惹きつける文言が目に留まりました。


日本の目標は世界に美しい調和をもたらすこと


和の国日本、
もう2000年も前から我が国は『和』という言葉を冠してきました。

そして、僕は個人的には、日本とはそれ(和)を体現する国だった、と思っています。


江戸という都市は世界でも類を見ないほど平和的に治っている場所でしたし、戦後の経済成長による平和的台頭、というのも『和の国』を地でいってるな、と感じます。

デリケートな話になるのかもしれませんが、大東亜戦争も、諸々の事情はあったものの、表向きにはアジア圏から西欧列強の影響力を払拭して世界に調和をもたらす、という大義があり、

それによって今、親日的な国がたくさんあることにも関係しています。


なんにせよ、北野さんの語る『日本は世界に美しい調和をもたらす国である』というのは、日本人にとっての『根っこ』となる可能性のある、とても魅力的な響きを持った目標だと感じます。


個人として高めていけること


他にも紹介したい内容がたくさんあるのですが、紙面の都合もあるので、『新日本人道』は実際に手にとって読んでみてください。


ここからは、僕なりに整理して、僕らが自分たちの幸福度を高めるために、『今日からできること』をまとめていきます。


理想としてのゴールを持つ


日本人として、どのように生きていくのか?

どのように世界に人たちと関わっていくのか?



それをまずは明確に設定してみましょう。

世界の人たち、といっても顔も知らない遠くの誰か、のことではなく、日常生活の中で出会う人たちを考えてみてください。


今は、外国人観光客もたくさん日本に来ているし、日常生活の中で外国人と顔を合わせる機会も増えています。

また、外国人に限らなくてもいいと思います。


僕は会社員をしていた2008年頃、『自分の憲法』として『他人に優しい自分』という項目を設定しました。

当時の僕は、会社員としての仕事に追われ、精神的な余裕がなくなって、その結果、身の回りの人たちへの対応がおざなりになったり、といったことを経験しました。

その結果、自己嫌悪に陥ったり、うつ病の一歩手前まで追い詰められたりもしました。


『他人に優しく接することのできない自分』というのが、自分にとっていかに辛く、セルフイメージを傷つけることなのかを思い知ったのです。


だから僕は、『理想の本来あるべき自分の姿』として『他人に優しい』ということを設定しました。

設定するだけでなく、具体的な行動として、コンビニや飲食店で支払いをするときに、レジの人に『笑顔で「ありがとう」と言う』ということを始めました。


その結果、僕の生きる視界は大きく変わりました。

『理想の本来あるべき自分の姿』として振る舞えることが、こんなにも心を癒し、自信を育んでくれるものなのか、と驚きました。


自分に自信が持てないことの原因はいろいろあると思いますが、『本来あるべき自分』として振る舞えないことによる『自己嫌悪』のマイナス効果は、思うよりも大きいです。

ぜひ実践してみてください。


こちらに参考になりそうな記事もまとめておきますね。


関連記事:
誇りを持って生きるために今日から変えられること


関連記事:
『自分に自信がない』からの卒業!ゴールを持てば自信が生まれる


関連記事:
自尊感情が低い人が高めるためには?謙虚であることと自尊心が低いのは違う


関連記事:
自己重要感とは?自己肯定感・自己有用感・自己効力感との違いや高め方を理解して人生の主役になろう



自分自身の『賢さ』を磨く


ここでいう『賢さ』とは学力や、ちょっとした知恵が回る(要領がいい)ことではなく、もっと深い意味での『賢さ』です。

僕はユダヤ人の格言が好きなのですが、その中の一つにこういうものがあります。

要領のいい人間と賢い人間の差。

要領のいい人間は、賢い人間だったら絶対におちいらないような困難な状況を、うまく切る抜ける人のことである。

ユダヤ人の格言より


僕が思うに、要領のいい人間と賢い人間の差は、その人が『長期的なゴール』を持っているのか、だと考えてます。

長期的なゴールがある人は、物事の優先度が変わります。

優先度が変わると、選択が変わります。


また、真に『賢い人』というのは、自分にとっての幸せは何か?を知っていて、それを選択できる人だと考えています。

『賢い人』とは、自分で自分を幸せにできる人、という意味です。


賢い人になるためには、インテリジェンスを磨き、情報リテラシーを高める必要があります。



北野さんの著書を読み込むことでも、賢さを大いに磨くことができますね。


北野さんの著書内でも繰り返されますが、国民一人ひとりが賢くなって、優れたリーダーを選べるようになること、それが重要なんです。


情緒に流されず、理性優位で生きること


これは僕自身の情報発信のコアテーマでもあるのですが、人間が人間らしく幸せに生きるためには、『理性』というものを発揮することが必須だと考えています。

脳の仕組みにも関わることですが、感情の動き、情動に支配されるとIQは下がり、理性の働きが弱まります。

この辺りのことに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。


また、こちらの動画でも解説しています。

https://youtu.be/dXUBxsztMmI



私たちは世界とつながっている


僕が個人的に、『新日本人道』の中で一番感銘を受けたのは、最後の節でした。


少し長いですが引用しますね。

あなたの目の前に現れた外国人にとって、あなたは「タダのあなた」ではありません。

あなたは「私は日本人です!」という「巨大な看板」を背負って、彼、あるいは彼女と対している。これは、誰にも否定できない事実です。


あなたが外国人に道を聞かれた。

あなたは、聞かれた場所を知らなかった。

しかし時間があったので、スマホを出して、場所を検索した。

すると、歩いて五分ぐらいのところにその場所があることがわかった。

あなたは急いでいなかったので、「ここから歩いて五分ぐらいですが、一緒に行きますよ」といった。

そして、その外国人を、目的地まで連れて行ってあげた。

彼、あるいは彼女は、「日本人すげえ!」と感動し、SNSに書くかもしれません。

ユーチューバーであれば、自分の番組で取り上げてくれるかもしれません。

こうしてあなたは、日本の名声を見事に高めたのです。

新日本人道 北野幸伯著



僕らが個人として『理想の日本人としての自分』として振舞うことが、世界の人たちの心を動かし、日本という国の地位を上げることにもつながるのです。


本当にそうだと思います。

理想を掲げながらも、理想を高く持ちつつも、大切なのは足元の行動です。


本書をきっかけとして、一人でも多くの日本人が、自信と誇りを取り戻すことになればうれしく思います。



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