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スピリチュアルや迷信やオカルトの意味を定義し、違いを明確に区別する
『スピリチュアル』とは『霊的な』という意味の言葉ですが、スピリチュアルと表現されるものの中には、完全に迷信やオカルトに過ぎないものと、将来的に『科学』の分野に組み込まれるものが、区別されないまま混ざってしまっています。
たとえば、大昔の人類にとっては、火や風、電気の力、万有引力のようなものは『神の御業』として、『スピリチュアル』の領域として扱われるものでした。
ですが、人類の学問が発展し、それらの力が何によって起こっているのか、というメカニズム(背景のアルゴリズム)が明らかになると、火や風、電気の力、万有引力は『科学』の領域でカバーされることになりました。
その結果、これら『神の御業』として、『スピリチュアル』の領域にあったものは、『科学』として人々の生活に、より便利に役立てられるようになりました。
ここでのポイントは『背景のメカニズムが科学的に解き明かされてなくとも、生活に役立てることはできる』という部分です。
つまり、『科学的な説明が追いついているかどうか?』よりも、『実際に何らかの根拠となるメカニズム(背景のアルゴリズム)があって、再現性のあるものなのかどうか?』の方がより重要で、そこに着目する必要があります。
再現性があって、実用的に働くものは、科学の説明が追いついていなくとも生活に役立てることができますが(気功で病気が治ったり)、科学の説明が追いつけば、より多くの人がその恩恵に与ることができるようになります。
また、関連の記事も紹介しておきます。
併せて読めば、相当に理解が深まるはずです。
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では、本題に入っていきましょう。
この記事の目次
なぜオカルトとスピリチュアルを分ける必要があるのか?
現在、『スピリチュアル』というテーマでひとまとめにされているもの、オーラやエネルギーのリーディング、気功やヒーリング、占いや素質論的なアーキタイプ診断などなど、いろいろなテーマ、分野の領域があります。
こういうものの中にも『科学的な説明は追いついていないけど、明らかに実用性があって、実生活の中で人々の生活に役立てられるもの』があります。
これらは言葉を変えると『現在はスピリチュアルが担当してるけど、将来的には科学が担当するもの』と表現できます。
かと思えば、単なる『思い込み』やプラシーボの力が働いているだけで、科学的な根拠はこの先、永久に見つからないだろう、というような、オカルトや迷信に過ぎないこともたくさんあります。
このように、一見同じ『スピリチュアル』というものの中に一緒くたにまとめられているものの中に、玉石混合的に、良いもの(役立つもの)も悪いもの(害悪のあるもの)も混ざってしまっていることに問題があります。
世の中に蔓延している、スピリチュアル系の情報は、ここに明確な区別をつけていない(つけられていない)ものがほとんどです。
『スピリチュアル』の旧来的、伝統的な形式である『宗教』は、『神の奇跡』に対して何の説明も求めず、『ただひたすらに信じればよい(信仰するべし)』というスタンスを貫いてきました。
ですが、このスタンスは21世紀の現在、完全に時代錯誤で時代遅れ的なものだと言わざるを得ません。
宗教のような、『説明を求めないスタンスを良しとするスピリチュアル』が、人類の歴史(現代社会も含む)の中で、いかに害悪を撒き散らしてきたのか、という経緯については、世界中でベストセラーになったリチャード・ドーキンス博士の著書、『神は妄想である』の中でしっかりと語り尽くされています。
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21世紀に生きる僕らとしては、この書籍の中で語られていることを下敷きとして、その上に、21世紀流の新たな『スピリチュアルというものと付き合うスタンス』を築き上げる必要があると考えています。
オカルトや迷信に過ぎないものを『スピリチュアル』の中に入れたままにするのは、デメリットが大きすぎるのです。
そういう情報が、無知な発信者によって無責任に撒き散らされると、スピリチュアルなものが好きで、そういうテイストの情報にハマりやすい人たちの『思い込み』を強化してしまい、結果、ロクでもないものに騙される人が増えてしまいます。
そのあたりのことに関しては、こちらの記事でも語っています。
参考記事:
オカルトや迷信的なスピリチュアル、カルト宗教的な盲信、無自覚な無知が、人間の可能性を奪っている
科学とは人類の叡智の結晶
古来、数学や物理学のような自然科学というものは、『神学』の領域にありました。
この宇宙の全てが神の創造物であるとする西欧ユダヤ・キリスト・イスラム教の世界観の中では、この宇宙を支配している『自然の摂理』を解き明かしていくのは、『神の御心』を知っていく知的な、理性的な探究の道だったのです。
科学者たちは、自らの研究を通して、少しでも『神の御心』に近づき、神を理解しようとし、その結果として人類の学問は進化してきた歴史があります。
こういった理性的な営みは、とても『神聖』であり、その結果として積み上がった『科学』の学問体系は、まさしく、人類が培ってきた『叡智の結晶』だと言えます。
『科学』というものの本質を理解すれば、オカルトや迷信に過ぎないものと一緒くたに『スピリチュアル』というものが認知されている状態を続けさせることは、『進化の放棄』であり、『理性への冒涜』であり、『知的怠慢』だと考えます。
オカルトとは何か?
オカルトという言葉は元来、『スピリチュアル』という言葉とほぼ意味が重なっており、Wikipediaの表現を引用すると、
『ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。そのような知識の探求とそれによって得られた知識体系は「オカルティズム」と呼ばれている。ただし、何をもって「オカルト」とするのかについては、時代や論者の立場等により見解が異なる。』
とあります。
『時代や論者の立場等により見解が異なる』というところが重要なポイントです。
日本に暮らす世間一般の人たちは、この言葉のそもそもの意味合いを理解しているわけではなく、『科学的な根拠のない、怪しいもの(もしくはインチキ)』といったニュアンスで認識していることが多いように感じます。
言葉というものの定義は、時代によって変わるものなので、僕は『実質的な認知度』の方を重要視して、『オカルト』を『迷信』という言葉と並べ、『根拠のないインチキに近いもの』というニュアンスで使っています。
カルトとは何か?
オカルトと言葉の響きが似ている言葉ですが、意味合いは違います。
『カルト宗教』のような使われ方をすることが多く、『社会にとって有害な思想』や『盲信的で危険な宗教の在り方』という意味の言葉です。
オカルトなものを『思い込み』で信じ込んでしまった人の、『盲目的な信仰』(理性的な判断を経ずに、ただただ信仰する。洗脳された状態)を『カルト』と表現します。
スピリチュアルとは何か?
語源的には『霊的な』という意味合いになりますが、そもそもの【聖霊:スピリット】という言葉の持つ意味は、この宇宙全てを満たしている、創造主であり、宇宙そのもの(汎神論的には)である、神の『息吹』です。
この宇宙を満たしている背景的な『エネルギー』こそが、【聖霊:スピリット】の正体なので、僕の中では『目に見えない背景の世界の論理(アルゴリズム)』のことを、『スピリチュアル』と表現しています。
この、意味のニュアンスは、『オカルト』という言葉の本来的な意味と重なりますが、現代日本の多くの人は、『オカルト』という言葉をそのように認識していない、という話は上述した通りです。
『スピリチュアル』という言葉の認識も、人それぞれで、とても曖昧で広い言葉になってしまいます。
神や魂、天使、守護霊、エネルギー、オーラ、波動、気功、ヒーリング、宇宙の法則、占星術、数秘術などなど、こういった言葉を扱う情報発信者がいれば、その人のことを『スピリチュアル系の発信者』と表現しても支障はないと思います。
左脳系スピリチュアルとは?
ここまで解説してきたことを踏まえて、『目に見えない世界の論理』を、理性的に、できるだけ『科学的な再現性』を生むように言語化して解説していくのが、『左脳系スピリチュアル』というコンセプトの意味するところになります。
『左脳系』という言葉も、一般的に認知されている『左脳』のイメージを鑑みて、感覚的にニュアンスをつかんでもらいやすいように、という意図で使っています。
僕が『左脳系スピリチュアル』というコンセプトの情報発信で目指しているのは、『スピリチュアル』の領域に分類されるような事柄を『オカルトや迷信に過ぎないもの』と、『将来的には科学の説明が追いつく実用性のあるもの』に区別していくこと、です。
それを目指してオンライン上に設立した教育機関が、こちらの
【左脳系スピリチュアルアカデミー】です。
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